忘備録

食べ物、就活、色々

きんぴらごぼうのゆくえ

濃いめ味のきんぴらごぼうが誰にも食べられずに冷蔵庫に残っていた。
どこにも採用される気配のない自分に重なってみえて、みんな大好きであろう肉団子とハンバーグにリメイクすることにした。

 

 

肉に直接触らないでつくる、と決めている。
うちの手洗いせっけんの殺菌力心もとないんだもん。


1.超刻む(きんぴらと玉ねぎ)

2.玉ねぎはレンチンして水分飛ばす

3.きざんだのをボール2つにわけわけ

 

4a.肉団子
玉ねぎみじん切り・鶏ひき肉・鶏ガラスープの素・卵・片栗粉・ごま油
※野菜多めが美味しい

 

4b.ハンバーグ
玉ねぎみじん切り・牛豚合挽き肉・シュレッドチーズ・卵
※動物性タンパク質の寄せ集め

 

全て目分量。ゆるそうだったら片栗粉たす。


5a.肉団子はとろみをつけた鶏ガラ卵スープにスプーンで落として煮込む。

 

5b.ハンバーグはスプーンでフライパンに落として焼きながら形を整える。手で空気抜くとかしない。
焼きあがったら海苔をしいてその上に置く(皿にチーズがつくと大変だから)。

 

 

肉団子は子どもに好評。200gくらいペロンといった。
ハンバーグは和風で大人受けがよかった。
嬉しい

 

でも次の日は肉団子食べてもらえなかった。
冷凍食品の串刺し肉団子がいいんだと。
子ども心は秋の空。
私の就活戦線冬の空。

 

冷蔵庫に残っていたきんぴらごぼうがみんなに美味しく完食されるまで、手間ひまかかったように
私も、私に対して変わるための有用な投資をすべきだし、私自身も努力しなければいけない、ということだろう。

でもそんな風に磨いたものが、ある日突然いらない、ゴミカスみたいになることがあるって頭の片隅に書き留めておかないといけないんだろう。

 

 

でもこれからの時代で求められるってどういう事?
仕事はプロジェクト化していくだろうし
管理部門はAIがやるでしょ
簿記とったけどさ、英語勉強してるけどさ
将来的には勘定奉行なんちゃら、google翻訳にお任せ出来ますよ

オフクロの味だってロボットが再現してくれるんだって。すごくない

 

…そんな変化がもうあと数年で起きるのに、無駄に正社員は採用したくないだろうな、と思う。

 

保育園とか、人肌のぬくもりが大事なところはなくならないかも。

 

 

頑張れば頑張った分だけ、帰ってくるというのは
ちょっと説明が足りない。
頑張るベクトルがあってないと、いくら頑張っても稼げない。
でも頑張ることは自分の精神の鍛錬にはなってるだろう、と思うしかないね。


今日は17時から面接。
本当はこのまま同じところで働き続けたかった。きんぴらごぼうのまま食べて欲しかったのよ、私。